去年は 👇
去年の 6 月ごろからほとんど毎日、雑に日記をつけていたのでこの振り返りもだいぶ書きやすくなった。
Journey というアプリを使っている。各プラットフォーム向けにアプリがあり、Google Drive にエクスポートできたりするのが良いし、普通に使いやすい。毎日 22 時頃にリマインダーを飛ばしていて、一日の振り返りを雑に書く。だいたい一行二行くらいだけど気が向いてるときとか印象的なことがあった日は長文を書いていたときもあった。酒飲んでいて眠いときとかは書かないことも良くあった。このくらい雑だと意外と習慣化できる。
1 月
今年も年越しを友人らと過ごし、初日の出を見てきた。ここ数年は元旦に雨の日がなくて良い。
会津では基本的に研究を進めながら、友人らとスマブラやったり (自分はクソ弱い) 、go-fuzzyfinder という OSS の開発をしたりしていた。去年の 10 月から一切働いておらず、無駄に時間はあったので自由気ままな生活をしていた。
OSS については、Evans が年明けまでに 500 stars はいけなかったけど年明け直後に突破した。また、12 月には 1000 stars を突破することもできた。Evans についてはまた別の機会に記事を書きたい。
500目のstar押させていただきました!
— ymgyt (@YAmaguchixt) 2019年1月3日
udemyのgrpcのコースで紹介されていました。https://t.co/pueE8UuXab
読んだ本
日の出待ちにいた漫画喫茶で読んでた。最初からずっと二乃派です。A Philosophy of Software Design
- 作者:John Ousterhout
- 出版社/メーカー: Yaknyam Press
- 発売日: 2018/04/06
- メディア: ペーパーバック
go-fuzzyfinder を開発しているときに文字列処理に興味を持ったので読んだ。
2 月
この時期は卒論執筆も終盤に差し掛かり、結構忙しかった記憶がある。また、それは卒業が目前に迫っているということでもあったので、最後の思い出づくりに卒論の合間に会津で好きだったところにもう一度行ったりしていた。ごはんはあおやま、HERO'S DINER、よしのや食堂、YAKi 家、丸忠あたりが、居酒屋は天竜、盃爛処、福住あたりが好きです。
(多分) 学生最後のあおやま (@ ラーメン処あおやま in 会津若松市, 福島県 w/ @slme_not_found) https://t.co/OgAGYbAQ4u pic.twitter.com/4wXxzOkeag
— ktr (@ktr_0731) 2019年2月19日
引っ越しもこの時期にした。4 年間住んでいた家は毎日夕焼けを眺めることができたのですごく気に入っていた。会津はなにもないけど風景が本当に綺麗。
卒論を書き終わったあと、ktr0731/go-fuzzyfinder という、fzf のような機能を提供する Go ライブラリを公開した。100 stars 超えていて、それなりに需要があったんだな〜と思った。
読んだ本
俺ガイルの最新刊が出たので読んでいた。前巻と間が空きすぎて忘れていたのでそちらも読み直した。 アニメ観てハマったので全巻買って読んだ。 冬目景作品の新刊。冬目景にしてはかなり早く続刊を出していて驚いた。 図やコードが多くて分かりやすかった。普段このレイヤーはあまり意識しないのでこういった本は非常にありがたい。3 月
3 月は東京への完全に引っ越しも一段落し、新しい街を歩いたり、東京にいる友人にあったりしているだけの生活をしていた。あとは卒業式とその前日の LT イベントのために 2 日だけ会津に戻ったりもしていた。4 年間本当にあっという間だった。
鎌倉、江ノ島に行ったりもしていた。最後に行ったのは中学校の修学旅行だったのでだいぶ記憶が薄くなっていたけど、当時見た場所や入った店とかをなんとなく思い出せて懐かしい気分になった。すごく良かったけど、昔行ったときより人がかなり増えていた気がした。
読んだ本
- 作者:
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
社会がアラートループ事件とか Coinhive 事件とかで不穏だったので自衛のために最低限の知識はつけておきたいと思ったので読んだ。この手の本にしてはかなり読みやすく、題材も面白かった。
- 作者:大和総研フロンティアテクノロジー本部
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2019/01/24
- メディア: Kindle版
4 月
社会人一年目として働き始めた月。この月は仕事以外でなにをやったのかあまり覚えていないけど多分何もやってなかったんだと思う。自分自身、環境が急激に変わることがあんまり好きではないのでそのせいで消耗していたのかもしれない。入社エントリでも書いたけど新卒研修を途中で切り上げて早期配属を希望したのもこの月で、月末にはチームに合流し GW を迎えた。
Google Photo の写真眺めててユーフォの劇場版めちゃくちゃ良かったのを思い出した。あとなぜか新宿御苑の写真があった。なんで行ったんだっけ?
読んだ本
京都アニメーションでアニメ化予定の本。結構面白かった。響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編 (宝島社文庫)
- 作者:武田 綾乃
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2019/04/17
- メディア: 文庫
5 月
GW に土善旅館で開発合宿をしていた。自分は Evans のフルリプレイスをしていたような気がする。土善旅館については前々から聞いていたけどかなり備品が揃っていて何一つ不自由なく開発できて最高だった。ブログも書いた。
月半ばに Go Conference 2019 Spring があり、自分のプロポーザルが採択されていたのでスライド作りや発表練習を結構していた。go-fuzzyfinder について話し、結構好評だったので嬉しかった。
読んだ本
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
6 月
親族との旅行で日光に行っていた。日光東照宮とか二荒山神社とか、あのあたりはかなり多くの歴史ある神社仏閣があって巡っているだけでかなり楽しい。 宿泊した湯西川も良かった。鬼怒川よりさらに奥地なのでさらに寂れていた。途中通った鬼怒川温泉街の寂れ具合も最高だった。会津地方の芦ノ牧温泉街感ある。 *1
仕事の方では企業側の人間として母校の会津大学の LT イベントに参加して発表したりしてきた。後輩や、院進や留年した友人らも元気そうで良かった。 また、配属チームで 5 月から開発していた静的 MPM 決済が無事リリースでき、一段落できた。
読んだ本
読んだけどどんな内容だったか忘れてしまった。 相変わらずかなり熱い展開が続いていて先が読めない。 社会勉強するために全巻買って再読した。 エグい。響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編 (宝島社文庫)
- 作者:武田 綾乃
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2019/06/22
- メディア: 文庫
7 月
入社して 3 ヶ月が経ち、雇用が切られなかったので入社エントリを書いたりしていた。 この月は体調が悪い日が多く、日記にも体調が悪かったとか WFH したとか書いてあったけどなにがあったのかよく分からない。いつの間にか治っていた。
天気の子が公開されたので観に行ってきた。どこか既視感を感じたけど面白かった。前々から新海誠は
が好きだったみたいだけど最近六本木ヒルズ森タワーもお気に入りに追加されたっぽい。
読んだ本
- 作者:Mike Julian
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2019/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
8 月
月半ばにはメルペイ側のエンジニアとしてサイバーエージェントとの合同イベントで登壇していた。Go modules に関する知見は今まであまりなかったので良い発表だったかなと思った。 あとはお盆だったので実家に久しぶりに帰り、地元の友人と飲みに行ったりしていた。地元は魚の美味しい地域なので最高。
読んだ本
アニメ版の BANANA FISH を観たので、そのアフターストーリーを読むために買った。 映画の補完として読んだ。9 月
この月は ISUCON があった。自分たちのチームは毎年旅館で ISUCON をやっているので、今年も伊豆の方へ旅行に行った。かなり最高なので来年もやりたい。前回は伊香保、今年は伊豆 (土肥) だった。どうせ行くなら毎回別な温泉地が良いので来年も熟考したい。
また、10 年来のネット上での友人らとのオフ会が実現したのもこの月だった。当時たくさんいた、ネットでのみ関わりがあった人たちももはやほとんどいなくなってしまったけれどそれでもこうして集まれる友人がまだ 10 人弱いるのはびっくりすると同時にすごく嬉しい。また来年開催したいね、といった話をしたので来年も楽しみ。
読んだ本
無料キャンペーンやっていたので読み始めたけど、読む時間がなくて 1-2 巻くらいしか読めなかった…。10 月
この月は特に印象に残ったイベントはなく、静かな月だった気がする。日記を見る感じ、ハードワークをしていたわけではないけど結構仕事に手一杯で、家に返ったらぼーっと過ごして眠くなったら寝るみたいな生活をしていたっぽい。本も読めていなかった。
ただ、これはあんまり良くないなーと思ったので会社の OKR の個人 KR に OSS 活動や技術インプット・アウトプットを入れて意識して時間を有効に使うようにした。
11 月
この月は仕事がかなり慌ただしく、いろいろなことが目まぐるしく動いていた。というか仕事のことと飲んでいたことくらいしか覚えてない…。あとは苦しい出来事があり、急だし予定も何も立てていなかったけど 2 日くらい有給を取って実家に帰ったりしていた。東京は会津より実家に帰りやすく、2 時間くらいで行けるので良い。
読んだ本
突然カンナのラビット・ナボコフが読みたくなったので買って再読した。 本屋でなんとなく目に入ったので買った漫画。ここ数年読んだ漫画の中で一番面白い (そもそもそこまで読んでないけど)。やっぱループとかタイムリープものがめちゃくちゃ好きなんだよなー。データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理
- 作者:Martin Kleppmann
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2019/07/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
12 月
社内の開発合宿で箱根に行ったりしていてすごく楽しかった。自分は The Amazon Builders' Library の記事とか go-fuzzyfinder のメンテ・機能開発とかをしていた。 仕事は相変わらずゴタゴタしていたけどなんとか仕事を納めつつ、実家に帰り中学の同窓会をした。高校の同窓会は全然ないけど中学は結構な頻度でやってる気がする。次は GW かな、みたいな話もした。 あとは大晦日にいつものメンバーで集まって年を越すだけ。
読んだ本
かなり面白い。印象に残るセリフが多く、すごく共感できる。まとめ
社会人になり、モノリシックなソフトウェア開発ではなくマイクロサービスの開発に関わるようになったことや、運用・保守に関わるようになったことでとにかくあらゆることを学ぶことができた濃い一年だった。 所属しているチームも居心地がよく、残業もほとんどしていないので精神衛生 (心理的安全性?) もかなり良く楽しく働けている。
社会人になっても学生の時と同じくらいプライベートでもコードを書いたりアウトプットができているのでこれからも継続したい。逆にインプットはもっと増やしたいと思う。ずっとコード書いていたい。
ただ、基本的に仕事中心になってしまっていたのはあんまり良くないと強く感じているので来年はもう少しプライベートな時間を有効に使えるようにしたいなーと思う。
*1:芦ノ牧のほうがより寂れているけど…